選挙にて訴えたいこと 2

政策を考える前に、「問題は何か」を考える必要があります。それをしないと、「なんとなくよさそうだから」というイメージで政策を決定してしまいます。

教育における問題点は、私は3つあると考えています。

1 子どもが授業についていけない

理解ができていない、誤った理解をしているところに新しいことが積み重なり、何が分からないかが分からなくなってしまう。

2 子どもが学習に集中できる環境が整わない

経済的な問題や家族の介護などにより、家庭での生活に不安を感じていたりすると、そもそも学習に集中できない。やろうとも思わない。能力ややる気の問題ではない。

3 教師の過剰労働

県内の例では、宇都宮市は、時間外勤務が過労死ライン(月80時間)を超える中学校の教職員の割合が18.9%(22年度)、栃木市では小中学校の教職員の過労死ライン越えが7.9%(22年度)。鹿沼市は不明だが、鹿沼市だけが著しく低いことは考えにくい。教師の心身の健康が悪化する。授業の質が低下し、1の問題にも関係してくる。

教育の政策を考える場合は、これらの解決になるかどうかという視点が必要です。

 

これらの問題を解決するには、学習支援、生活支援、業務内容の見直しなどの政策が必要だと考えています。目を引くような政策である必要はありません。地道に効果のある政策を実行する必要があります。

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